(きーすとーん68号より抜粋)
「札幌軟石まつり2014」 報告 札幌軟石で広がる交流の輪

 

 

おかげさまで 今年も『札幌軟石まつり』を開催することができました。 6月1日〜30日の期間中、おおぜいの皆さんにお越しいただき、心よりお礼申しあげます。 
 初日は、石工の地蔵さんの石切実演を見ようと、200名もの来場がありました。 会場には、昔使われていた道具や石山郵便局時代の“ぽすとかん”の写真などが展示され、また昨年好評だった「軟石アート作品展」では飛び入りでの出品もあって会期中に展示内容が増えていくという参加型のイベントとなり、多くの方に札幌軟石に触れる機会を持っていただけました。
 メイン会場の“ぽすとかん”のほかにも 札幌市内の石造りのカフェに

オリジナルカード

協力をお願いして、札幌建築鑑賞会制作のオリジナルカードを配架していただきました。 今後の連携を図るためのテスト的な意味合いもあり、どのくらいの反応があるかとドキドキでしたが、各店舗のカードをいとおしそうに持参され 「他のお店のカードもぜひ希望します」という嬉しい言葉を掛けてくださる方もいました。佐藤俊義さん作画の『札幌軟石物語』の紙芝居は、会期を終えてからも各種イベントで活躍しています。
 札幌建築鑑賞会の皆さんが“お宝”と呼ぶ札幌軟石は、まさに多くの方々の心をつなぐ宝でもあると実感した一ヶ月でした。
                               小原 恵 (札幌軟石まつり実行委員会 委員長)

 

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