建物観て歩る記

  06年8月11日 由仁旅行

 私の生まれた町 そこは由仁町です。 毎年お盆のお墓参りは由仁を通りますが、数年前まで生家が残っていました。
 今年は、JR由仁駅が建て替えられるとの報道があり、今回のお墓参りに状況を見に行きました。
 行ってみると、駅舎は残っていましたが、出入り口には木材が釘打ちされ、隣に仮駅舎が建てられていました。 外部から写真を撮って、目に焼き付けて帰りました。

 JR由仁駅は昭和3(1928)年に建てられた赤いマンサード屋根と白い下見板張りの外壁の牧歌的な建物で、私も小学校5年頃まで毎年7〜8回は利用しており、懐かしい建物です。
  

 しかし、9月3日に行ったときには、すでに壊され更地になっていました。

 このような古い建物が保存運動も無く次々と消えて行く時代。 心の中に何時までも留めておきたいです。
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