建物観て歩る記

  05年10月15日 小樽旅行
  日本建築学会北海道支部主催の建築文化週間に参加しました。 支部主催行事「小樽の歴史的建造物の今と未来−今を見る未来を語る−」と言う行事で、朝9時半に日銀金融資料館(現日銀旧小樽支店)前に集合しました。 挨拶、行事の趣旨説明後、徒歩にて堺町通りを通って旧板谷邸(現海宝楼)へ。 
 旧板谷邸(現海宝楼) 大正15〜昭和2年(1926-27)に建てられた木造平家一部2階建+煉瓦造+石造、今年Spa&Restaurant海宝楼としてオープンした。









 続いて東雲町よりバスで、住吉町にある旧魁陽亭(現海陽亭)に移動しました。 
 旧魁陽亭(現海陽亭) 明治29年(1895)頃に建てられた木造二階建ての料亭建築で、石原裕次郎でも有名。 160畳敷の明石の間は撮影のセットのままの飾り付けである。
 バスで色内大通りの建築物を見ながら手宮へ移動、次に旧日本造船小樽支店を見ました。
 旧日本造船小樽支店 明治37〜9年(1904〜1906)に建てられた 佐立七次郎設計の石造2階建のルネッサンス様式の建物。









  手宮から、最後の小樽市公会堂へ移動して昼食。公会堂では旧岡崎邸能舞台を見学しました。
 小樽市公会堂 明治44年(1911)に、皇太子(後の大正天皇)ぎ行啓の「御旅館」として建てられた。 木造平家の和風建築。後に旧岡崎邸能舞台が移築された。
 午後からはシンポジウム−未来を語る−
小樽・函館・フランス・イタリアの歴史的建造物の保存についてのパネリストによる説明と質問があった。









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